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私がアトピーで失ったもの

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私がアトピーで失ったもの。

アトピーに限らず、病気によって、大切なものを失った人はたくさんいると思う。
私の場合、学生時分でいうと、学力、恋愛のチャンス、リーダー経験を失ってしまったように思う。

恐るべき学力低下

自分で書いていて、都合のいいように納得しようとしているだけじゃないのか?とも取れる言葉だが、実際、学力はアトピーの痒さ(かゆさ)によって失われた。

アトピーが本格化し始めたのが、中学1年生の秋ごろのこと。
アトピーの症状が一番ひどかったのも、中学生、高校生の時分だったが、アトピーは、まず、かゆい。かゆくてかゆくてたまらない。

だから、アトピー状態になってからというもの、学校の試験の時間が60分だとすると、その半分ぐらいは、鉛筆が完全に止まっている訳ではないものの、かゆいので、アトピーの対処をしていて、時間がどんどん過ぎていくことが多かった。
あまりにそんなことが多いので、一回、どれぐらい試験中にアトピー対処に時間を費やしているのか、時間を測ってみたら、試験時間の半分ぐらいだったという記憶がある。

アトピーが本格化する前、中学1年のはじめは、学校の成績は400~450人中で、10~20番目ぐらいだった。はじめはエリートと言っていいぐらいの成績で、常に妬まれる攻撃をどうさりげなくかわすか、そんな思考に悩まされることも少なくはなかった。
それが、中学生の終わり頃には、学年順位は100位近くまで落ちていってしまっていた。

そろばんを途中でやめたということも影響していると思うが、とにかく、集中しないといけないような時には明らかにハンデを背負ってる感じだった。成績は落ちていったものの、自分の感覚としては、よく持ちこたえたものだと、今でも褒め称えたいぐらいだ。

測り知れない恋愛損失

中学生の時、奥手な自分はアトピーであってもなくても、そんないい思いはできなかった気がする。
だが、高校生ぐらいになると、まわりも彼氏彼女をつくってるやつもポツポツ出だして、自分もできてもいいんじゃ?と色気づく年頃だ。

自分はテニス部だっが、テニスはそこそこ強かったので、告白を受けたり、隠し撮りをされたりするようなこともあった。
だけど無理なんだ。

アトピーという病気で、いざ、つきあって、エッチしようってなったら裸にならないといけない。
そこがどうしても乗り越えられなかった。付き合って彼女をつくろうという思考には辿りつけなかった。

もったいない話もたくさんあったように思うが、顔にも発症している中程度以上のアトピーの子はそれどころじゃないのだ。
今の現代っ子でもそういう思考は必ずあると思う。だって、異性だろうが同姓だろうが、話すために顔をつきあわせたり、電車やエレベーターなどの狭い空間が苦痛で仕方がないのだから。
本命の女の子に対する思いだけは、ちょっと違ったかも知れないけれど、まぁどのみち袋小路だったのだ。

そもそも無理だよ、リーダーなんて!

学生時分は、『成績優秀=こいつリーダーとかやってくれそう』という図式が簡単にできてしまい、自分もやはりリーダーに推される立場であった。しかも人あたりがよく、断れない性格もあいまって・・・。

アトピーで苦しんでいる時分は、顔に湿疹・赤みがモロにできたりすると、そもそも普通にコミュニケーションをとりたくないのだから、人前に立つなんて、最も避けたいことなのだ。

ただ、毎日調子が悪い訳ではない。
アトピーの調子がよいときは、普通におしゃべりしているんだが、調子の悪い日になると、とたんにおとなしくなるという、まるで2重人格野郎なのだ。ほんとにそんな感じだった。

だから、親しいやつには、俺、時々すごく暗くなる時があるからって、前置きをしておく。
すごい波があるやつ、よくわからんやつって思われてたのかも知れない。
そんな身を守ることだけでも大変なのに、リーダーやれって、もう無理無理無理~~~!わかれよバカ先輩!!!!
だから、リーダーにさせられそうって危険を感じた時は、副リーダーやしょうもない係に立候補して、リーダーを避けていたものだ。

それでも傷痕は残るわけで、高校生の時、テニス部キャプテンに選ばれたけど、1か月ぐらいで、監督からキャプテンを辞めさせられた。
そんな早く辞めさせるなら、最初からキャプテンなんかにするなよ!って、その時は頭にきたけど、アトピーもあいまって、既にまともに相手の目を見れなくなりつつあったのだ。
だから無理って言ったのに・・・。

さらに、それから大学に進んだものの、いろいろあって、大学は中退。社会人になるといった時でも、なぜか、まともに人の顔を見れなくなっていて、対面で話すときに、どれぐらいの感覚で顔を見たらいいのか、本当にわからなくなっていた。
しかも、相手の顔を見るときに、まぶたが、ひきつるようになって、人が目の前にいるのに、下を向き続けるしかない時期が長く続いた。完全にオタクみたいな。。。

アトピーっ子は周りの理解が必要

これは私、個人の話だが、決して大げさなものではなく、アトピーによる傷痕は決して小さくはない。
そして、そんな人が他にもわんさかいるということだ。
わかってもらえないけど、傷ついている子供がたくさんいるということを周りが知らなくてはいけないと思う。

学力、コミュニケーションに影響するということは、社会人になっても、余分に苦労する可能性が高いということ。
成人してからは、アトピーの症状は軽度になっていったものの、精神がしっかりしてくるために、軽度の症状でも長く続くと、「いったいいつまでアトピーが続くんだ?」と、途切れない不安に、精神がすり減ってきて、常に情けなさを感じ、学生時分よりも大きなストレスを受けることが多くなっていった。

このあたりの話は、「なぜ大人アトピーがこんなに多い?」のページで話します。

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